近戸神社

【所在地】　勢多郡木瀬村大字上大島村字長磯前（現　前橋市上大島町）

【祭　神】　大巳貴命（オオナムチノミコト）

【神社系列】　赤城神社（赤城三大明神）年代不詳・鎌倉時代（１１９２年～約１５０年）以前の系列
　　　　　　　　＊赤城神社の末社は県内７８社あり、赤城名５２社・近戸名６社・他２０社
　　　　　　　　　近戸名は上大島の他、上増田・笂井・粕川村月田、深津・赤堀村今井にある。

【名の由来】　里近くに鎮座し、山の神の神社に登拝する入り口を意味する。

【社　殿】　本殿・拝殿

【境　内】　１８９坪（建立当時）

【氏　子】　建立当時　６２戸

【境内神社】　菅原神社・日枝神社・八坂神社　他

【例　祭】　陰暦９月２９日　現在は１１月２３日（秋）・４月１０日（春）

【建造物社歴】　神殿（本殿）：　文化元年（徳川中期）築　　　（西暦　１８０４年）
　　　　　　　　　　拝殿：　　　　　文政１１年築、八幡造　　　　（西暦　１８２８年）
　　　　　　　　　　手水舎：　　　　文政１２年築　　　　　　　　　（西暦　１８２９年）
　　　　　　　　　　鳥居：　　　　　文久２年築、明神造（木造）　（西暦　１８６２年）
　　　　　　　　　　鳥居再建：　　昭和６３年築、明神造（石造）　（西暦　１９８８年）
　　　　　　　　　　昇旗立柱　　　大正７年築　　　　　　　　　　　（西暦　１９１８年）
　　　　　　　　　　神社移転　　　昭和６３年、　　　　　　　　　　（西暦　１９８８年）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（現在地より約７ｍ北側から移転し、その時に東向きから西向きに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　変更）

＊以上、上野国神社帳、勢多郡誌、木瀬村誌から抜粋。

上大島に人々が生活を始めたのはおよそ７００年以上前からと言われています。神を崇める心は古くからあったと思われ、信仰そのものは２００年前から何らかの形で存在した事は想像できます。

「近戸神社」創建２００年祭並びに大改修に続く


改修後の写真